SPACE NEWS

10/Sep/2007

火星探査機は、その後どうなったん?

火星探査機は、その後どうなったん?"

Image credit: NASA/JPL-Caltech

 火星で吹き荒れる、数ヶ月にわたる続く砂嵐のなかを、ただじっと耐えるしかなかった火星探査ローバー「Opportunity」と「Spirit」。ローバーだけでなく、地上で見守る関係者達にも、これまでのなかでも一番キツい期間だったことでしょう。太陽光も遮ってしまうほどの激しい嵐は、ローバーの動力の素を失わせるだけでなく、ある程度の温めておく必要があるローバーを、冷やしてしまう恐れもありました。さて、その後、ローバーはどうなったんでしょうか。カルフォルニアにあるジェット推進研究所では先日、砂嵐を乗り切ったローバー「Opportunity」は太陽光を得て、ふたたび復活し、嵐のために遅れていたミッションを続けることを発表しました。NASA関係者も、ローバーのタフさに驚いています。アメリカ時間の9/11には、直径800mのクレーター内部を下っていき、より古い数百万年前の時代の地表を調査を再開します。しかし、安心しているのもつかの間、心配な点もでてきました。「Opportunity」の機器が砂に覆われてしまっていると、使えない可能性もあるのです。関係者の心配の種はつきることはないようです。

写真の説明:「Opportunity」が撮影した火星の表面