SPACE NEWS

3/Oct/2007

今月、初のマレーシア人が宇宙に行く!

今月、初のマレーシア人が宇宙に行く!

Image credit: NASA

 国際宇宙ステーションに長期滞在する第16次搭乗員2名を乗せたソユーズ宇宙船が、今月10日、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打上げが行われる予定です。また今回は、初のマレーシア人宇宙飛行士となるシェイク・ムザファ・シュコアさんも、一緒の宇宙船に搭乗する予定です。宇宙ステーションに9日間滞在し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した個人被爆線量計で計測を行ったり、肝臓がんや白血病細胞の成長や特性に関連した実験を実施する予定。地球へのお帰りは、長期滞在をこれまでしていた第15次の他2名の宇宙飛行士達とともに、 カザフスタン共和国に着陸します。
 シュコアさんは、イスラム教の方。ちょうど宇宙ステーションに滞在中が断食の時期と重なるため、どこの時間で断食を行えばいいかが悩みどころ。そんな悩みを解決すべく、マレーシア・イスラム開発局は、まず、宇宙飛行士には「宇宙でも断食を行う」あるいは「断食すべき日数を別の日に振替える」の2つの選択が与えら、もし断食することを選択した場合には、地球から打ち上げられるバイコヌールの時間に合わせて実施することになるというガイドラインを設定。 また、無重力の宇宙で高速移動する宇宙ステーションでは、正しくメッカの方角を向くことは難しいことから、心の中でお祈りを行うなどの方法でも構わないという、見解をしめしました。これで、イスラム教の人も、宇宙で信仰心を傷つけずに、仕事に取り組むことができます。

写真の説明:右からペギー・ウィットソンさん、ユーリ・マレンチェンコさん、マレーシア人のシェイク・ムザファ・シュコア宇宙飛行士