SPACE NEWS

16/Oct/2007

火星探査機、長寿を期待して活動期間を延期に

火星探査機、長寿を期待して活動期間を延期に

Image credit: NASA/JPL-Caltech

火星探査機、長寿を期待して活動期間を延期に

Image credit: NASA/JPL-Caltech

 火星の地表などの写真を地球に送り続けている探査機「Spirit 」と「Opportunity」。当初予定されていた火星での活動期間は90日でしたが、ゆうに3年半が過ぎた今でも火星の新たな発見を地球に知らせてきています。これまで2機を合わした走行数は約19kmになり、火星の地表の様子などを収めた約20万枚の画像データを地球に送ってきています。また数ヶ月に渡った太陽の光でさえも遮ってしまうほどの強烈な砂嵐にも、耐え抜きました。最近になって、多少ですが、マシーンの老朽化を地上にいるNASAの関係者は感じていますが、それでもまだまだ火星を走り回ることには問題はありません。そんな2機のガッツが認められ、NASA本部は15日、探査機2機の活動期間を5倍に伸ばすことを決定しました。

2機の活動の様子を随時紹介しているNASAのサイトでは、2機に対し、単なるマシーンというよりも、一緒に研究をする仲間のようなタッチで、2機の様子を紹介しています。NASAの研究者の2機を見守る目は、これまで以上にあたたかいものになるでしょう。

上の写真の説明:「Opportunity」が撮影した火星のクレーター「ビクトリア」のなかの様子
下の写真の説明:「Spirit 」に搭載されているロボットアームを火星の岩に向けて伸ばしているところ@火星にあるコロンビアヒル