SPACE NEWS
宇宙に憧れる学生向けの就職セミナー、大成功に終わる
先週末の24日、25日の2日間にわたり東京ビッグサイトで、宇宙を目指す大学生を対象にした業界セミナーが開催され、大成功のうちに幕を降ろしました。1日目には、宇宙に関連した事業を行っている会社に勤務している社会人を招き、パネルディスカッションを通じて、日頃あまり話されていない仕事の現状や、どうして今の職を選んだかという、社会人の先輩からの話を聞くプログラム。2日目には、企業毎にブースが用意され、気になった企業をすぐに訪問ができるようになっており、学生達には好評だった様子。
パネルディスカッションでは、販売後のアフターサービスで利益が大きく得られる航空業界と比較すると、宇宙開発事業はロケット打上げ後には利益が出ないため、なかなかお金にならないといったことや、世界の宇宙ベンチャーが、まだ軌道に乗っていないといった苦しい現状が、当事者から語られ、学生のテンションは一時少し下がったように感じられました。しかし、それでもパネラー達が、他の仕事にはないやりがいの大きさや、その仕事に携わっている喜びが語られると、学生達のパネラーに向けられる視線がより熱いものに変わりました。
また、学生が抱いている「宇宙開発には航空宇宙学科を卒業していないと入社ができないのではないか」という不安視に対して、人工衛星で撮影した画像を取り扱う「株式会社イメージワン」の春日さんは、「開発に必要となってくる外部との渉外など、多くの人々の協力の上で仕事が成り立っている」と、文系だからこそできる宇宙との関わり方について語り、理系の学生だけのものではない宇宙開発をアピール。文系の学生にもエールを送っていました。
懇親会では、夢を持っている学生達と触れ合うことができたパネラー達も、逆に学生のエネルギーに感化された様子。お互いに、いい刺激を得ることができた週末となり、参加者からは、早くも来年の開催が期待されています。








