SPACE NEWS

13/Dec/2007

宇宙に挑戦するNPO。失敗しても頑張ってほしい

 冬の北海道で、厳しい寒さの中、今月8日の早朝に行われた北海道宇宙科学技術創成センターが行ったCAMUI-90Pハイブリッドロケットの打上げ実験は、残念ながら失敗に終わり、発射地点から20m離れて設置されていた司令所のテントに落下してしまいました。CAMUI型ハイブリッドロケットの特徴は、固体燃料を液体酸素を使って燃焼させて推力(押し上げる力)を出すため、火薬のように爆発せず、幸いケガ人は出ませんでした。失敗の原因は分離装置の不具合により搭載物の放出およびパラシュートの開傘しなかったため。同日打上げが予定されていた2、3号機にも同じ分離装置が使用されていたことから、それらの打上げも中止となってしまいました。
同機には、公立はこだて未来大学の学生が製作した飲料缶サイズの超小型模擬衛星(CanSat)が搭載され、高度1 kmで放出後にパラフォイルによる自律滑空および通信等の実験を行なわれる予定でしたが、次回に持ち越し。今後は安全対策の見直しを進め、再度宇宙を目指していきます。